2018.9.9
今回は、誰でも知っている、嗅いだことのある香り、「ラベンダー精油」のお話です。
お家に1本用意しておくと緊急時のアロマとして使える貴重な精油です。
私は、よく海へ山へと出掛けますが必ずラベンダー精油を持ち歩いています。
足を蚊にさされたりすると象のように腫れ上がります。
痒みが何日も消えません。
そんな体質の私は、蚊に刺されてぷっくりと赤くなったところに
原液を直接1滴落とし塗ってしまいます。
すると、おもしろいくらい痛みや痒み、炎症がスーッと引いていきます。
刺された痕も残りません。
忌避効果もあるので一石二鳥の効果です。
植物油で1%濃度に希釈したものを虫刺されなどの腫れに塗布すると
腫れが引き、蜂に刺された腫れもみるみる引いたという方もいました。
それでは、原液を直接皮膚に塗布することは大丈夫なのでしょうか?
まず、ラベンダーの含有成分についてのお話です。
成分の「酢酸リナリル」と「リナロール」という2つの有効成分を合わせると
60%にもなり、純潔な香りの源になっています。
リラクゼーション効果、抗炎症効果、殺菌作用など多くの効果が見られます。
「カンファー」も1つの含有成分です。
「カンファー」はケトン類であり、一般的に神経毒性や皮膚刺激があるとされ、
ケトン類を8%以上含む精油を皮膚に直接つけるのは禁物です。
使用する際には、そのラベンダー精油のカンファー成分の含有量を成分表などで
調べてください。
希釈したものでも精油成分が1%以上のものは、
幼児や妊産婦、産後の授乳時の女性は絶対に使用しないでください。
癲癇体質の人も使用しないでください。
ケトン類を含む精油は正しく使用すれば、火傷の手当てに適していますが
注意が必要です。
カンファーは、一般的な作用として微量を用いると傷の治りを促す作用と
抗炎症作用が認められています。
実際、アロマテラピーや精油の効果については、科学的な研究が多く行われ、
発表されています。
そもそもラベンダーの香りは、「癒しの香り」として知られています。
自然災害の被災者の方々が「不安で眠れない」「心配が消えない」・・・と、
ラベンダーの香りを求めてお店に行かれているということがあります。
ラベンダーの香りのムエット紙やラベンダーの小束を被災者に配る活動もあります。
ラベンダー精油に含まれる何百もの微量な成分が効果を発揮していると言えます。
ラベンダーほどアロマテラピーの代名詞にふさわしい香りはないでしょう。

*「緊急時のアロマ薬箱」 真性ラベンダー&ティトリー(著者 野口 千鶴)の記事より、
精油の原液を塗ることに関する情報として私の経験も交えご紹介させていただきました。




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